2017年1月21日土曜日

[2016 BEST ALBUM]ヨーロッパのヒップホップベスト5

今回は、2016年にヨーロッパのヒップホップレーベルから発売された音源の、個人的ベスト5を紹介!どのアルバムも好きな人は多そうだけど、色んな2016ベストを見ても殆ど入っていなかったのが残念でした。なので、ネットの音楽オタクが選ぶ2016年ベストアルバムとも違う、自分主観でよく聴いた音源を選んでみました!

Ivan Ave - Helping Hands


全曲MNDSGNのアルバム。個人的にMNDSGNのトラックは一昨年のKorean OdityとのVIVIANS辺りから本格的にハマったのですが、このVIVIANSのすぐ後にIvan Aveのアルバムが出て、まっすぐなIvanのラップと、まどろんだMNDSGNビーツにどっぷり。自分のMIXCDにも1曲使わせて貰いました。


SHUKO - Electric Relaxation


一昨年に出たUSのラッパーを多数フューチャーしたアルバムも絶妙なバランスの傑作でしたが、去年発売されたインストアルバムもソウルフルかつエレガント!シンセサウンドが気持ちいいブームバップアルバムです。BPM90から100ぐらいの曲が多く、日本人好みしそうな音なので、ラッパー諸氏に使って貰いたいな。


GUTS - Eternal


去年の夏はGUTSの音源や南国音源をヒップホップ感覚でつなぐMIX ばかり聞いてましたね。元々仏のヒップホップグループAliance Ethnikに居た人で、00年からスペインのイビサに移り、同じくイビサに居を移したNightmare On Waxに共鳴するチルなビーチビートを作り続けていました。去年のアルバムは楽器のレイヤーがとても気持ち良く、琴の音が美しいRest Of My LifeがTaste Of HoneyのSUKIYAKIを彷彿させて素晴らしかったです。彼のレーベルコンピも数枚出てるので、今度聞いてみようと思います。


Pomrad - Knights


ここ数年のブギー調な曲をいち早くオランダで取り入れていたPomrad。待望の1stアルバムは、ヤマハのデジタルシンセDX-7のようなオールドシンセ音を効かしまくったトラップから四つ打ちまで、パワフルに聞かせてくれます!個人的にはビートボックスとベースラインの始まり方がサイコーな四つ打ち曲のOut Like A Lightがお気に入り。ライブも迫力ありそうなので、来日して欲しいですね!


Blu & Union Analogtronics - Cheetah In The City


 2012年に出た1stアルバムもキラキラしたヴィンテージシンセ(友人のMr.Viktor曰く相当のシンセマニア)が響くビートが素晴らしかった彼らが、西海岸のラッパーBluと組んでアルバム出すとは思わなかったです。引き続きシンセのキラキラしたサウンドと、Bluの等身大なラップがいい感じに絡んでます。特にDam-Funkを迎えたウエッサイマナーなDont’ Tripがサイコー!日本の隠れたブギー作品満載なミックスCDを出したNOTOYAくんもDJでかけてて上がりました。


以上!余談ですが、USのヒップホップは渡辺志保さんが選んだものとほぼ同意でした。
あの中にD.R.A.M.とかKINGも加えたい感じですね。

[2016 BEST ALBUM] VOLOJZA編、Shirutaro編、めぐだお編もよろしくです!

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